東北地方リベンジの鉄旅

 MLのみなさんこんにちは。鉄道せっちゃん京浜急行三崎口駅です。

 もうひとつメール運休中に鉄旅したレポートがありますので送信いたします。

 去る、4月7日、また18 切符で、今度は東北地方に鉄旅してきました。
 その報告です。

昨年10月の東北地方への鉄旅は、雨にたたられ、予定の半分くらいしかこなせなかった悪運のつきた鉄旅だった。
 今回の鉄旅はそのリベンジである。

 4月6日(金)
 仕事が終わって家に帰り、洗濯など主婦の仕事をする。本日は出発が遅いので、ご飯も家出食べる。メニューは野菜いため。ちゃんと皿洗いしいらぬ電気を切って20
時30分ごろ家を出る。
 三崎口行きのバスで三崎口駅。停車していた京急久里浜行きの列車に乗り込む。だがこの列車の発射少し前、相対式の向かい側のホームに列車が入ってきた。やはりそれは品川まで行く列車か。でもいまさら向かい側まで上り下りをしたくなかったのでそのまま京急久里浜行きで出発する。

 三崎口駅 21時5分ごろ発にて  京急久里浜駅へ
 京急 普通列車 京急久里浜行き

 京急久里浜駅では島式ホームの向かい側に、すでに快特品川行き列車が待っていた。結局この列車で正解だった。

 京急久里浜駅 21時20分ころ発にて 横浜駅へ
 京急 快特品川行き 

 横浜駅にて、下りる階段を間違えないようにと手すりの点耳表記を探しているその時、若い男性が声をかけてくれた。ところでこの男性、標準語をしゃべってはいるが、イントネーションは東北のよう。いやいや、私がこれから行くところがそちらなのでそう感じたのかも。
 彼は夜行バスの乗り場まで誘導してくれた。
 これより向かうのは、前回同様仙台。停留所に着いたのが22時10分ごろ。バスは23時ちょうどに発車の予定だ。
 発射10分前にバスが入ってきた。
 さて、今回はどうなることやら。


 4月7日(土) 
 午前5時20分ごろ、バスは無事仙台駅の前に到着。運転手さんが駅ビルのエスカレーターまで誘導してくれた。そして長い通路を歩いて駅改札に着いたのが5時30 分ごろ。
 一関方面の列車は午前6時ちょうど発。本日の第1ポイントだが、仙台から新田駅、油島駅、どちらが近いかをきく。思わぬ質問だったのかな?最初駅員はきょとんとしていたが新田駅の方が近いということでこれが第1ポイントとなる。
 発射までまだ時間があり、さすがに東北の朝は寒い。駅員さんがあたたかい待合室まで誘導してくれた。

 仙台駅 6時00分発にて 新田駅へ
 東北本線 普通列車 一関位記  車両形式 E721系

 これは新型車両で、ドアのところにステップはなく、代わりに黄色の点耳ブロックがついていた。でも、その点は、路上で見られるのとはちょっと違い、点は正方形を二つ並べたような長方形。突の高さも低い。
 車内放送は自動で英語もある。 ドアのすぐ横の席は二人がけ。その横は対面式のボックスシートでこれはよく見られる形だろう。しかし、その横に付いている手すりは丸く、通路に平行に取り付けられていた。
 新田駅は有人駅で、まま大きく、そとも車が通り、わりかし開けているようだ。
 ここでは、改札にて大きいさいずの入場券を購入。これにて阿武隈急行の新田駅(これも大きいサイズの切符)とのペア完成。合わせて、「しんでん」と読む新田駅とのカルテットも完成。
 次の第2ポイントは油島駅。まだ時間があるので駅舎にて朝飯とする。メニューは手作りの、ハムのみで作ったオムレツとマグロのふりかけ伊入りおにぎり、ゆでキャベツ。

 新田駅 7時59分発にて 油島駅へ
 東北本線 普通列車  

 油島へ行く列車はワンマンカーの整理券方式。列車まで誘導してくれた駅員さんが、私の切符コレクトの話をきいて、運転手さんに油島駅で整理券を渡してあげてと話してくれた。
 ところが、運転手さんはそれが離開できなかったようで、整理券についてはなにも関与しない。それで、また私のほうでたのんで整理券をなんとか1枚ゲット。
 ここは相対式ホームで、降りた所にちょうど跨線橋があり、向こう側にわたる。ここの跨線橋には屋根がなく、欄干の上には編が張ってあった。うーん、これは人身事故防止のためなのか。
 しかし、向かい側には改札はなかった。つまり改札はさっきの降りたホームだった。逆戻り。
 油島駅は無人駅。改札というよりかは、立派な門と言う感じで、門の片側に待合室、そして、その向かい側には整理券ボックスがあったのでゲットする。とにかく、文字は違うが発音同じの東京メトロ千代田線、湯島駅とのペア完成。
 油島駅のホームには、点字ブロックが敷設されていない。しかし、門の通路のところには点字ブロックが敷設されてあった。
 なんでやねん。
 ネットの使用不能中でダイヤを調べられていなかったが、まあ、ローカル線でも1、2時間に1本くらいは列車がくるだろう。と、いうことで気長に待合室にて列車を待つ。


 自動放送(女性音)で「下り列車がまいります。ご注意ください。」というメッセージが流れる。
これは新田駅も同様の内容。それまでの間に上りホーム(男性音)のみに、列車が何本か通過したがそれはいずれも貨物列車だった。

 湯島駅 9時17分ごろ発にて 一関駅へ
 東北本線 普通列車 一関行き 

 これもワンマンカー
 一関駅からは乗換えで盛岡駅に向かう。人の流れと鳥の声にて連絡エスカレーターを見つけ、跨線橋で 盛岡へ向かう列車の待つホームへ移動。
 列車は、折り返しで発射40 分ほど前からホームで待機。中が暖かいので入って待っていると、外からなにやら弁当売りの声が聞こえた。
 こういうのは大好きな鉄道せっちゃん、思わず外に出て声のする方に近づく。まだお昼までに時間があるが、どういうわけかおなかもすいてきたので、見学だけでなく弁当も買うことにした。買ったのは「あわび弁当」。
 その労男性が、社内が暖かいので中で弁当を食べることをすすめる。この列車はロングシートで、ちょっと弁当は食べにくいなと思ったが、すすめられたのでそうすることにした。
 あわび弁当は1/4があわびのたきこみごはんで、その他はおかず。

 一関駅 10時21分発にて 盛岡駅へ
 東北本線 普通列車 盛岡行き 車両形式 くは701 系

 盛岡駅まではゆめうつつとなる。 
 第3ポイントはYGR岩手銀河鉄道の青山駅。勝手はJR だったのが、今は第3セクターとなり、ホームもいったん外にでるようになっている。その道がわからず、代わりにJR の緑の窓口を見つけたので誘導をお願いする。
 岩手銀河鉄道は単独でも身割がきき、次駅の青山駅までは百円。

 盛岡駅 12時39分発にて 青山駅へ
 IGR岩手銀河鉄道 普通列車 車両形式 IGR7000系

 ちなみにこの車両は、JRでは701 系にあたる。
 青山駅は複線の相対式ホームで、有人駅だった。そしてここには、なんと硬券があった。これは、JR東日本〜越後線のそれとのコンビとなります。
 青山駅の駅員は、待合室のお客さんとアットホームな雰囲気で話していた。
 そして、再び JRの盛岡駅にもどり、次は第4ポイントの山田線川内駅に向かうのだが、ここで、お約束をしなくても出てきてしまう鉄道せっちゃんお決まりのハプニング。


 前回調べた時には、川内駅に行くのは夕方の、一日に1本だった。しかし、3月にJR のダイヤの見直しもあったし、今はどうなっているのだろう。駅員にきいてみると、山田線は一日に4往復あるとのこと。そして13 時46分に宮古位記の列車があり、川内の方に行くかときいたら行くと答えた。
 その列車は快速で、車内放送では、停車駅に川内駅はなかった。いやな予感もしたが、いずれにせよ山田線は今はバスよりも利便性が悪いといわれているローカル線。そういう意味で宮古駅まで乗りつぶしてもいいという気持ちもあったのでそのまま乗車する。
 そして、川内駅には、行ったのは行ったが、停車せずとおりすぎて行った。

 盛岡駅 13時46分発にて 宮古駅へ
 快速 リアス 宮古行き

 さて、停車する駅だが、後日鈍行さんのご共力をいただきまして、次のとおりである。

盛岡(もりおか)
上盛岡(かみもりおか)
山岸(やまぎし)
上米内(かみよない)
陸中川井(りくちゅうかわい)
茂市(もいち)、宮古(みやこ)

 この列車は快速だが、上米内〜陸中川井駅間は1時間以上走る。快速でこれだけ長い時間走り続けるのは珍しいのでは?
 宮古駅ではまず川内下車の列車の時間をきく。18 時11分発の列車は、普通で川内にも盛岡にも停車するとのことだった。だが、川内駅は有人駅。ということはその列車には整理券はなく、川内駅には下車せず整理券だけ取ってということはできない。
それでその後の列車のことをきくと次発の列車は川内止まり。本日は盛岡発の夜行列車で帰ることにしていたが、川内駅に下車すると今日中に盛岡駅にもどれないことがわかった。それなら川内駅にて宿を探して明日帰るということも考えたが、ここは無理せず川内駅は次回ということにした。
 列車まで時間があるので、ここで夕食を食べることにする。駅員さんに椀子の店をきいたら、それは盛岡、花巻あたりで宮古にはそういう店はないとのこと。しかし、その代わりに、三陸の海産物を出してくれる「じゃのめ」というお店を紹介してくれた。
 ここで注文したのは「三陸ごはん」という、 イカ、ウニ、エビ、けがになど、三陸の海産物がたっぷり入ったどんぶりごはん。具の方は全部食べたがご飯を少し残してしまった。これで料金は2600円。はたして高いか、安井か。
 また、次回のことも考えて、店の人や緑の窓口にて、バスの運行状況をきく。
 盛岡〜宮古間は、1時間に一本バスがあるとのこと。また急行バスなら川内駅にも停留するとのことだった。そして、乗車時間は列車とあまりかわらない。
 ああ、これだと、もしかすると山田線も近い将来あぶないかも。

 宮古駅 18時11分発にて 盛岡駅へ
 山田線 普通列車 盛岡行き 車両形式 きは58

 夜行バスは22 時30分発で、時間に余裕がたっぷりある。その間、新幹線コンコースにある待合室にて待期。そこでは、新幹線でいく観光のビデオが流れていた。
 さて、東北地方の鉄旅はこれで終わりだが、レポートはまだつづく。


 4月8日(日) 
 バスは午前6時前に東京駅に到着。ここから青春18切符の登場で、本日も1駅のみだが切符ゲットの鉄旅をする。まず京浜東北線にて上野駅に向かい常磐線に乗り換え。向かうは高浜駅。

 上野駅 6時31分発にて 高浜駅へ
 常磐線 取手駅まで快速の 勝田行き

 これにて一畑電鉄のそれとのペア完成(実は伊予鉄道にも高浜駅はあるのだが、ここには切符も整理券もないとのこと)。

 高浜駅 7時55分ごろ発にて 上野駅へ
 常磐線 取手駅まで普通列車 上野行き

 上野駅にて、朝飯にドーナツでも買おうと店を探していたら、土産物の店に当たった。すると、なにか無性に東京バナナが食べたくなって千円のを買う。
 上野からは京浜東北線で横浜駅。そこから横須賀線で久里浜に行き、そこで青春18切符のお仕事は終わり。京急に乗り換え、三崎口駅。そしてバスで自宅にもどる。


 ここでおしまいにしてもいいのですが、この後、地元でグルメをしましたので報告しておきます。
 ちょうどお昼だったので、今度はタクシーで、最近テレビ東京系列の「いい旅夢気分」で紹介された「たち吉」と言うおすし屋さんに向かう。
 ここでテレビでも紹介された「黒まぐろのいろいろずし」を食べる。
 これは、まぐろの中でも高級な、黒まぐろの、その中でもレアな部位の大トロ(2)、中トロ(2)、そして頭の部分のハチ、エラ、ホホ、カマそれぞれ1コが入ったにぎりずしだ。大根とまぐろのかくにもセットで4200 円。
 味ではお勧めできますが、値段ではお勧めできないまぐろ料理です。
 と、いうことで、今回は運賃はケチったが、食べ物にはお金をかけてしまった鉄旅でした。


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